テニス肘とは?

正式名称:上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
手や腕への繰り返される負担から生じる、肘の痛みを特徴とした病気です。
腕を組んだ時に、肘の一番前に来る骨の出っ張り部分のことです。
テニス肘の痛みは、肘の外側の骨の出っ張りに生じ、前腕や手首にも広がることがあります。
その痛み、実はあなたもテニス肘かも

「テニス」という名前がついていますが、テニスに限らず、卓球、ゴルフ、バドミントンなどの他のスポーツでも生じます。
重い調理器具を持つ料理人やデスクワーク(長時間PCを使用者)など手首を使う職業、日常生活など、主婦が重い物を持って発症することも多いとされています。
人口の1%~3%が、生涯かかる症状
主に30歳代後半~50歳代後半にかけての年齢で生じやすいとされています。
実は、人口の1~3%が生涯において発症すると言われています。
テニス肘のメカニズム

「 腱(けん)」に炎症が起きている状態
肩から伸びている上腕骨(じょうわんこつ:二の腕の骨)下部の外側にある出っ張った部分を「上腕外側上顆(じょうわんがいそくじょうか)」と言います。
上腕外側上顆には手首を動かし、指を伸ばすための筋肉が重なるように付いており、その筋肉の中の一つである「短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)」という
筋肉の付け根「腱(けん)」に炎症が起きたものがテニス肘です。
レントゲンで異常がないから、これが厄介
レントゲンでは異常がないのが特徴です。MRIでも重症例を除けば、通常変化がありません。
診断は、
- 「筋肉の付着部を抑えて痛みがあるか?」
- 「指や手首を伸ばす筋肉に力を入れることで痛みが誘発されるか?」
で診断されます。
診断方法(一般的には下の3つ)

【画像引用】公益社団法人 日本整形外科学会 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
1. Thomsenテスト
検者は手首(手関節)を曲げるようにして、患者さんには肘を伸ばしたまま検者の力に抵抗して手首(手関節)を伸ばしてもらう。
2. Chairテスト
患者さんに肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げてもらう。
3. 中指伸展テスト
検者が中指を上から押さえるのに抵抗して、患者さんに肘を伸ばしたまま中指を伸ばしてもらう。
これを感じたら、もしかしたらテニス肘かも
1. 初期症状
肘の外側の違和感や張り感がある。
2. 一般的な症状
ドアノブを回すと痛い。手の甲を上にして物を持ち上げる動作が痛い。テニスでのバックハンドでの痛み。
3. 重症
安静にしていても痛みがある。患部が熱っぽく腫れている。
症状の現れ方には個人差があり、急に強い痛みが出る場合もありますが、じわじわと痛みが強くなることもあります。
日頃良く使う部分だけに一度発症するとなかなか治りにくいこともあり、症状が進行してしまうと安静にしていても肘にジンジンとした痛みが続くようになります。
対処法は、休ませるのが一番?
まずは手首を休ませることが一番手軽で費用のかからない処置です。
スマートフォンの使用など、手首に負担のかかる動作を一時的にでもやめてみることです。完全にやめることが難しければ、
- 頻度を下げる
- 時間を短くする
- フォーム、姿勢などを見直す
- サポーター、テーピングなどで負担を軽くする
- ストレッチを行う
といった事も有効です。
一時的によくなるかもしれませんが慢性的に痛みが出るようであれば、セルフケアの完治は難しいと考えられてます。
どうやってテニス肘を治す?

一般的に行われる対処法
1. とりあえず安静にする

とりあえず肘を使わないようにする事です。手軽さでは文句なしで一番でしょう。ただ日常の生活で実践となると意外と難しいと思います。
腕を動かさないという制限をかけることで、日常生活に影響を及ぼすことは言うまでもありません。
おすすめ度:★★★
手軽さ :★★★★★
料金 :★★★★★
2.ストレッチ

一番手軽で、誰もがまず行うのがストレッチではないでしょうか。こちらはあくまで一時的な処置にすぎません。
手のひらを上に向ける。もう一方の手で指先をつかみ、手首が90度曲がるまで胸の方へ引いて、上側の手の肘の裏側を伸ばす。この状態で15秒伸ばします。(画像左)
手の甲を上に向ける。もう一方の手で手首を曲げ、肘の 外側を伸ばす。この状態で15秒伸ばします。(画像右)
おすすめ度:★★★
手軽さ :★★★★
料金 :★★★★★
3.前腕に巻くサポーター

サポーターを購入する必要があるため、時間と費用が発生してしまいます。病院に行く時間が無い方には良いかもしれません。
外してしまえば痛みが出る場合が多いです。一時的な処置にすぎません。
痛む場所から約4〜5センチ手首側に合わせ、適度に圧迫して装着します。圧迫する事で効果が発揮されますが、圧迫しすぎてシビれや痛みが出たり、血行不良で腕の色が変わるほど締め付けないように注意してください。
おすすめ度:★★
手軽さ :★★★★
料金 :★★★
4.痛み止めの処方(内服薬、湿布)

こちらも病院で処方をしてもらう手間と費用が必要になります。
一時的なもので継続すれば薬も効果が薄れていきます。また飲み薬は長期間使用すると消化器(胃腸)の副作用が出る場合があるので注意が必要です。
症状が軽い場合は腕を安静にし、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)という痛み止めの飲み薬や湿布をすることで症状が改善します。
おすすめ度:★★
手軽さ :★★★
料金 :★★
5.電気療法

この療法をおこなう専門病院に通う必要があり、費用も時間もかかります。
筋肉の緊張緩和による痛みの抑制に効果がありますが、時間が経てば痛みはぶり返してしまいます。
周波数やパルス幅という設定を変えることで、身体への働きかけを様々に変えられるのが電流刺激療法の大きな特徴です。
おすすめ度:★★
手軽さ :★★★
料金 :★★
6.ステロイド注射

時間と費用が発生。ステロイド局所注射は短期的な疼痛緩和に有効ですが、最大3回までとし、少なくとも1カ月以上の間隔をあけます。
即効性はありますが、多数回のステロイド注射はテニス肘を慢性化、難治化させる危険性があります。
おすすめ度:★★
手軽さ :★★
料金 :★★
7.多血小板血漿(PRP)注射(保険適応外)

専門的な病院で診察を受ける必要があります。診察・検査結果でPRP注射可能・適応ありと医師が判断した上で治療が可能となるようです。
PRP療法は、現在のところ保険診療としては認められておらず、自由診療で行われています。
治療後、3週間~4週間後一度診察を行い、経過をチェックします。腱炎や腱付着部炎等の場合、一度で治る方もいますが、痛みが軽くはなったがまだ残っている、と言う場合にはご希望に応じて同様な処置を2~3回程度繰り返すのが一般的です。
おすすめ度:★★
手軽さ :★★
料金 :★
8.手術

通常、2〜3ヶ月程度で症状が改善し、日常生活や仕事に支障がなくなることが多いですが、症状が残存する場合、または増悪した場合は追加して検査、治療が必要になることがあります。
手術にはリスクもあり、多額な費用もかかります。
おすすめ度:★
手軽さ :★
料金 :★
まとめ
お客様にあった対処方法はあったでしょうか?実は意外と身近な症状なのです。
ご紹介した治療や施術は、高額であったり、短期間では、痛みがなくなったり和らいだりしても、またすぐに痛みが再発することがあります。病院や整形外科での高額な費用がだせない方、手術や副作用などが心配な方、これまでに整体、整骨院にいっても症状が改善されないなど、お悩みは様々です。
是非一度NAOSUの施術をお試しください。無痛の手技で改善が期待できる施術です。有名なプロ野球選手や、トップアスリートもその効果を実感されています。
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